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第28回日本毒性病理学会総会参加のお知らせ(2012年1月 5日 )

 来る2月2-3日、第28回日本毒性病理学会総会および学術集会」東京一橋記念講堂で開催されます。イナリサーチは今年もポスター発表をいたします。発表内容は次のとおりです。

 SD(IGS)ラットとWistar-Hannoverラットとの比較を病理検査について行いましたので、その結果を報告する予定です。また、イヌでの自然発生性病変である脾臓のSiderofirotic noduleのヒト病変との比較を報告します。

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<ポスター発表1>
演題:Wistar-Hannover系ラットの長期飼育基礎データ収集

 Sprague-Dawley (SD) 系ラットに比べて生存率が高く、癌原性試験などの長期試験に適していると言われているWistar-Hannover 系ラット(RccHanTM:WIST、株式会社日本医科学動物資材研究所)を2年間無処置飼育により、一般症状、体重測定、器官重量および病理検査等の基礎データを収集しました。得られた結果についてSD系ラット(Crl:CD(SD)、日本チャールズ・リバー株式会社)と比較しましたので報告します。
 生存率はRccHanTM:WISTの雄で67.5%、雌で65.0%、Crl:CD(SD)の雄で32.7%、雌で45.5%といずれもWistar-Hannover 系ラットで高い値を示しました。
 SD系ラットに比較しWistar-Hannover 系ラットでは、飼育期間中の体重増加は緩やかで、2年間の飼育期間中の自然発生性腫瘍は発生週齢が遅く発生頻度が低い傾向がみられました。
 発表では本系統の特徴について、腫瘍のみならずその他の自然発生性病変についても解析を加える予定です。

<ポスター発表2>
演題:イヌ脾臓におけるSiderotic noduleに関する病理組織学的検討

 Siderotic noduleは、イヌの脾臓にみられる好塩基性物質および褐色色素の沈着と結合組織線維増殖から成る自然発生性病変として知られています。
 この病変はヒトの鎌状赤血球貧血においてみられるヘモジデリンとカルシウムの沈着を伴ったGamna-Gandy bodyに類似した変化と考えられています。
 今回、イヌの脾臓のSiderotic noduleについてベルリンブルー染色、Perls反応、コッサ反応およびアリザリンレッドS染色などの特殊染色を行い、病変の特徴である色素沈着物質の同定を試みました。
 発表では、特殊染色結果からイヌSiderotic noduleとヒトGamna-Gandy bodyとの組織学的な相違がみられましたのでご報告致します。
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 イナリサーチは病理検査の中で自然発生病変と薬物による誘発病変との鑑別をするために、自然発生性病変を一つ一つ解明して、お客様のお役に立てる情報を提供していく所存です。
 2月には是非当社ポスター発表をご覧頂き、忌憚のないご意見を頂戴したく存じます。