コンプライアンス

コンプライアンス宣言

真のグローバル企業を目指して

経済活動のグローバル化、情報化が進み、社会が多様化/成熟化するにつれ、企業に求められる一般社会の意識は大きく変化してきました。企業の不正や不祥事を大目に見る時代は過ぎ去り、投資家も企業の業績以上に企業の不祥事に敏感になってきています。昨今のニュースに見られるように、企業の社会的不祥事の影響は極めて甚大で、多くの場合倒産かそうでなくとも企業価値が一気に下落してしまうほどです。

企業の社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)の実践は、社会や顧客、ならびに投資家の信頼を勝ち得るため、また企業価値を永続的に高めるために、最重要課題となっています。中でもコンプライアンスの徹底は、コーポレートガバナンス(Corporate Governance,企業統治) と並んで当社の経営理念の実践そのものです。

当社では遵守すべき重要な事項を『INA Compliance Handbook』として制定しました。会社およびすべての職員は、本ハンドブックに則り、あらゆる企業行動において、コンプライアンスの徹底を最優先に行動することを宣言いたします。

株式会社イナリサーチ
代表取締役社長 中川賢司

INA コンプライアンス行動規範について(イナリサーチ行動指針)

2008年2月26日制定

私達は、医薬品、食品、化学品、医療器具等の開発支援を通じて開発者のベストパートナーとなり、人類の健康増進に寄与する事を第一義とし、常に100%信頼のおける企業であるべく努めます。

その為に企業活動においてコンプライアンス(法令遵守)の徹底を常に最優先し、企業価値の一つとして維持する事が必要です。

ここにコンプライアンス実行のための基本的な行動指針を定め、従業員一人一人が最善の努力によってこれを遵守し、日々行動します。

私達は、企業倫理、法令、規程、ルール等を遵守します。
私達は、医学等の発展に関わる企業として、高い見識と自覚を持って社会に貢献できる確かなサービスを提供します。
私達は、GLPやGCPその他事業に関わる法的基準を遵守します。
私達は、社外の方々と結んだ契約や約束事を遵守します。
私達は、国際感覚を身につけ、各国の文化や習慣を尊重した事業活動を行います。
私達は、株主、投資家、従業員、取引先、地域社会などとの関係を尊重します。
私達は、常に業務の有効性と効率性を考え、創意工夫を怠りません。
私達は、常に従業員および取引先に対して公平であるべく努めます。
私達は、いかなる会社の財産も私的に使用しません。
私達は、反社会勢力とは一切関わりをもたず、これと対決します。
私達は、会社情報を適正に管理し、適時、適切に情報開示します。

研究活動の不正行為への対応

当社は医薬品等の開発に係る重要な業務に携わっており、これらの業務における不正行為の防止をコンプライアンス活動における重要課題として位置付けております。
平成26年8月26日文部科学大臣決定「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に沿って「研究活動の不正防止への対応に関する指針」を制定し、その中で不正行為の疑惑が生じたときの調査手続や方法等について定め、これを公表しております。

「研究活動の不正防止への対応に関する指針」を確認する(PDF)