詳報)米国Southern Researchによる 新型コロナウイルス受託試験サービスに関するお知らせ

株式会社イナリサーチ(以後「当社」という)が国内代理店を務めるSouthern Research Institute(アメリカ合衆国:以後「SR」という) より、SARS-CoV-2(通称 新型コロナウイルス)による感染症のワクチンおよび治療薬開発を支援する受託試験サービスの展開状況について、詳報が届きましたので、お知らせいたします。

SRは、新型コロナウイルス臨床株BetaCoV/USA/WA1/2020をすでに入手し、その防御設備の整った施設において、今後速やかに受託試験サービスを展開してまいります。

詳細については、米国SRからの添付資料をご参照ください。

SRでは、コロナウイルスに関しては、SARSの2002-2003年のエピデミックな(一定地域内での)流行以来、すでに各種試験の実績があります。

SRは、創業より75年以上の実績を有する米国CROで、各種感染症治療薬やワクチンについての開発支援サービスを主たる事業の一つとしており、その有効性から毒性分野に至るまで世界有数の実績を有します。
また、SRはNIAID(注1)、DMID(注2)の研究委託認定ラボとなっており、同社の施設はCDC(注3)の認可を受けています。

当社では上記連絡を受け、SRの国内代理店として関係機関に情報提供を開始いたしました。SRと手を携えてSARSの蔓延防止・早期終息に貢献してまいる所存です。

用語)
(注1)NIAID: National Institute of Allergy and Infectious Diseases(アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)
(注2)DMID:Division of Microbiology and Infectious Diseases(微生物感染症局)
(注3)CDC:Centers for Disease Control and Prevention(アメリカ疾病管理予防センター)

以 上